各クラウドベンダーの請求金額が確定され次第Rippleダッシュボードから集計処理を実行できます。集計処理はいつでも実施可能で実施した時点で最新の情報を元に金額を算出します。
各クラウド利用料の確定タイミング
AWS:毎月5日前後、請求PDFが送付後にCURが確定
Azure:毎月9日前後に請求が確定
GCP:毎月4日前後、請求書が送付され次第、確定ボタンを押下
請求書作成までの操作手順
AWSの場合:
集計処理
毎月5日前後のAWSから請求書を受領したタイミングでRipple左メニューの「ダッシュボード」をクリック
請求データ確定の連絡から対象のクラウドベンダーを選択
デフォルトでは先月分が選択されており、集計対象の月を変更する場合は変更
請求金額が確定しているInvoice IDが表示されるので、表示内容を確認
集計対象や設定を確認の上、問題なければ右下の「請求確定」ボタンを押下
集計処理はCURのデータ量によって変動しますが、おおよそ1営業日ほどで完了します。
*AWSの場合はFee, Credit, Refundなど使用料とは別に集計される項目があり、
これは使用量の確定タイミングとは遅れて集計がされます。
CURで検知され次第反映されるので、基本的には使用料確定後すぐに反映されるので、請求書発行時には問題なく反映できるかと思います。
そして再計算請求データに自動反映される項目にもInvoice IDが付与されるため、月初の請求確定連絡のタイミングで表示されるInvoice ID一覧とその後月中などで確認した際とで若干Invoice IDに表示される項目に違いが発生します。
ただ、上記項目に関しましては、Rippleでは「再計算請求データ」項目としてCURで検知され次第、自動反映していますのでご安心いただいて問題ございません。上記のような事象が発生する可能性があるためあらかじめご留意ください。
集計完了後
「請求確定」ボタン押下後、Ripple画面の右上にある「集計ステータス」より集計の進捗を確認することができます。
集計完了後、Alphausサポートよりメールに通知されます。
通知確認次第、請求書の作成が可能です。
Azureの場合:
提供価格での集計が必要な場合は毎月8日前後までに提供価格ファイルを連携いただく。
連携後、アルファスにて請求金額が確定しているかを確認します。
請求金額が確定されている場合はアルファスにて集計処理を実施。集計処理は1営業日ほどで完了します。
集計完了後に完了通知を指定したメールアドレスに送付します。(提供価格ファイルを共有からスムーズにいけば1営業日以内で完了します)
通知受領後にRippleで請求書を作成いただくことが可能です。
再計算請求データ費用を確認したうえで、請求する項目は適用し請求書を作成してください。
Google Cloudの場合:
*AWSと同じ手順で請求書の作成処理まで実施可能です。
注意点/補足
AWS:
集計処理はボタン押下時点での最新のCUR情報をもとに処理を実施します。なので、月中での処理等もその時点でのCURのデータをもとに行うことができます。
ただ、CURのデータを元に算出しているため、CURのデータ更新に遅延等発生している場合は反映が遅れる可能性もあります。
請求確定連絡後にCURの更新をAlphausにて検知した場合にはサポートチームよりご連絡させていただき、再集計処理を実施するプロセスになっていますので、あらかじめご留意くださいませ。