この記事では、Rippleで集計される利用料の金額とAWSの金額の異なる理由をご説明します。
計算ロジックによって発生する差分は約数円単位です。
日本円換算する場合:
1. 各サービスに対して為替レートを掛けます。
2. 各サービスを円へ換算後、合計値を集計しています。
なので、計算式は。
SUM(各サービス($) × 為替レート) = 円ベースの合計金額
*SUM の数値をRipple「環境設定」の小数点丸め処理に従って処理しています。
また、Rippleの請求書自体には小数点2桁までしか表示していませんが、実際にはCURと同じ小数点10桁までをデータとして保持しています。
*ただ各サービスのドル合計に為替レートを掛けたものと数円単位ではありますが、誤差が発生します。正確に差分を把握したい場合には、RippleよりダウンロードできるCSVより確認いただく事が可能です。
サポート料や割引を計算する場合:
日本円換算する場合と同様に下記手順で計算をしています。
1. 各サービスに対して割引率を掛けます。
2. 各サービスで割引額を計算後、合計値を集計しています。
なので、計算式は。
SUM(各サービス($) × 割引率) = 全体の割引額
以上が主にRipple上で発生する金額の差分の説明になります。
AWSの仕様では、サービスによって為替レートの丸め処理が異なります。
Rippleでは一律で同じように計算処理を行っていますので、若干の差分が発生します。
上記を元に計算をしても「差分が発生している」や「差分額が想定よりも大きする」場合など疑問点がある場合にはお気軽に右下のチャットよりお問い合わせください。