この記事ではRippleのAzure金額の計算方法と各サービスの利用料金の計算結果に関連する設定をまとめています。
Ripple Azure 設定
各サービスのレート:
Azureの提供する各サービスには大きく下記の価格帯があります。
定価:Azureが一般的に提供しているサービス価格
CSP List Price:CSP契約の場合のAzure提供価格帯。CSPパートナーの仕入れ価格
ERP、MSRP:CSP経由で提供する場合のエンドユーザーへの提供価格(ソフトウェアライセンス、マーケットプレイスなど)
Azure documentation
*CSP:Cloud Service Provider、Azureのリセリングパートナー
Rippleでは上記価格帯から指定のレートで計算し請求金額を算出することができます。CSP様の場合で「ERP、MSRP」の価格で計算を行いたい場合にはRipple連携時に利用したAzure APIとは別に価格ファイルが別で必要になりますのでご注意ください。
ERP、MSRPの価格ファイル取得方法
Azure パートナーセンターの「価格リスト」ページからダウンロード可能です
価格表ページから必要になるファイルの「指定月」「国地域」を選択しダウンロードをクリックすることで取得可能です
必要になる各ファイル:合計5ファイル
{Month}-{YYYY}-Cloud-Reseller-Pricelist.xlsx
{Region}-{Month}-{YYYY}-Newcommerce-Cloud-Reseller-Pricelist.zip(or CSV)
reserved-vm-instances-price-list-{Month}-{YYYY}.zip
{Region}-{Month}-{YYYY}-Software-Pricelist.zip(or CSV)
マーケットプレイス
その他の割引や提供形態:Ripple設定で調整可能な料金
無料利用枠
キャンペーンプライシング
PoC
インセンティブレート
Rippleでの設定方法
請求グループ作成時の「オプション設定」から請求グループ単位での変更が可能です。