機能概要
今までRippleでは請求グループ単位でのみサポート費用の設定をすることができましたが、AWSアカウント単位で設定したい場合にはフレキシブルに変更ができない状態でした。本機能実装により、今後はRippleの請求グループ作成、編集画面からアカウント単位で設定できるようになりました。
これによりお客様の契約形態に合わせてフレキシブルにサポートプランを変更できることで、細かい要望にも対応ができるようになりました。
設定手順
設定箇所は請求グループの作成、編集画面の両方とも同じページで設定をおこなうことができます。
Ripple左メニューの「アカウントとグループ」→「請求グループ」をクリック
右上の「請求グループの追加」または既存の請求グループ「・・・」から請求書設定画面を開きます。
請求書設定ページの「サポート設定」の「アカウント単位でサポートプランを設定する」を選択すると請求グループに紐付いているアカウントが展開されます
展開されたアカウントごとにサポートプランを設定し設定を保存することで設定が反映されます
注意事項/補足
計算ロジック:
請求グループに紐付いているAWSアカウントでサポートプランを選択
選択されたサポートプラン毎のAWSアカウント利用料を合計
合計した利用料をもとに設定したサポートプランに応じてサポート費用を計算
例)請求グループに3 AWSアカウントが紐付いていて、下記構成となっている場合
「AWS アカウントA」はAWSビジネスサポートプラン
「AWS アカウントB」「AWS アカウントC」の2アカウントはAWSデベロッパーサポートプラン
アカウントAの利用料に対してビジネスサポートプランに応じたサポート費用を計算
アカウントBとCの利用料を合計
②で合計した利用料に対してデベロッパープランに応じたサポート費用を計算
①と③で計算されたサポート費用を合算