クレジット管理機能の使用方法について記載しています。
この機能はAWSのクレジットをRippleの計算結果に対して適用したい場合やMSP独自のクレジットを適用する場合などに活用いただけます。
クレジットの登録方法
エクセルの項目について
ヘッダー | 説明 | 形式 |
AccountID | クレジットを適用するAWSアカウントID | 12桁 |
Amount | クレジットの総額(ドル) | 数値 |
Term | クレジットの期限(年-月-日の形式) | YYYY-MM-DD |
Initial Fee | 初期手数料(ドル)*MSP用設定 | 数値 |
Description | 備考欄 | テキスト |
クレジットの適用方法
上記ステップでクレジットを登録していることを確認
請求書 > 請求書の作成 からクレジットを適用したい月の請求書を作成
注意点
クレジットは月単位での適用となるため日割りでの計算はできません。
クレジットの適用月の指定はなく、クレジットが登録されているアカウントの請求書を発行すると残高が全て適用されます。
Marketplace、サポート費用はクレジットの適用対象外です。
一度適用したクレジットは削除できないため削除したい場合はサポートまでご連絡ください。
UTF8でのフォーマットのみ対応しておりますので、ファイルを保存する際にはご注意ください
クレジットの適用対象外サービス
Marketplace、サポート費用はクレジットの適用対象外です。
Cost and Usage Report の Lineitemtype が Fee、SavingsPlansUpfrontFee は対象外です。
Fee: AWSから個別で請求書が発行される前払いや一時的な支払いの費用
例: RIの前払い費用、ドメインの購入費用SavingsPlanUpfrontFee: SP の前払い費用
クレジット適用後の表示
ご利用明細での表示
以下の内容が各アカウントのサービス単位での利用料とアカウント合計の間に表示されます。
適用額$
残高 / 元のクレジット総額
クレジット期限
Rippleの請求データcsvでの表示
各アカウントのサービス単位の利用料と同様にクレジット適用のレコードが1行で表示されます。
尚、クレジットを登録したアカウントにはクレジットの適用がない月に関してもこのレコードが表示されます。
履歴のダウンロード
クレジット管理ページの右上にあるドロップダウンボタンから適用履歴のcsvがダウンロードできます。
履歴csvの内容
ヘッダー | 説明 |
CustomerID | クレジットが適用されたアカウントID |
CustomerName | クレジットが適用されたアカウント名 |
Applied Credit | 適用されたクレジット金額 |
Description | 備考欄 |
Applied/Created Date | クレジット適用日(請求書作成日) / クレジット登録日 |
Applied Month | クレジット適用月 |
Initial Fee | 初期手数料 |
Credit | クレジット総額 |
Credit Balance | クレジット残高 |
Term | 期限 |