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Flow - よくある質問(FAQ)

SPの自動購入機能についてよくある質問をまとめています。

Yo Fukuda avatar
対応者:Yo Fukuda
一週間前以上前にアップデートされました

📘本記事では、お問い合わせの多いご質問をまとめて掲載しています。もし下記の内容の中にお探しの情報が見つからない場合は、お手数ですがアルファスサポートチームまでご連絡ください。

Flowの概要について

Q:Flowは対象サービスについて

A:現在はAWS のEC2、Fargate、LambdaなどCompute Savings PlanとEC2 SPの対象となるサービスを中心に対応しています。将来的にはRDS、Redshift等への対応やAzure、Google Cloudにも拡充予定です。

Q:Flowの自動購入はどの頻度で実行されますか?

A:設定値にもよりますが、デフォルトでは毎日モニタリングをしており、購入可能なリソースがあれば購入を実行します。

Q:Flowで購入されるRI/SPの条件はどこで確認・変更できますか?

A:管理画面の「購入設定」からで現在の購入設定(期間、支払オプション、カバレッジ率など)を確認・変更できます。設定の変更は即時反映され、「購入設定履歴」から過去の設定の確認が可能です。

Q:Flowで購入されたRI/SPはAWSマネジメントコンソールにも反映されますか?

A:はい、Flowはお客様のAWSアカウントに対して直接購入処理を行うため、購入後はAWSマネジメントコンソールでも同様に確認可能です。

Q:過去に購入されたRI/SPの履歴はどこで見られますか?

A:管理画面の「購入履歴」または「ダッシュボード」から確認が可能です。購入日、条件、想定割引額などの詳細を確認できます。CSV出力も可能です。

Flowの仕様について

Q:レコメンドロジック

A:Flowで算出されるレコメンド結果はAWSのものを基準としており、そこから予算や購入方法等のロジックをもとにフィルタリングされ、表示されています。

更に、Flowのロジックとしてリスク値をもとに分散購入をおこなうことで、よりリスク少なく購入します。

Q:リスク値について

A:SPの支払い方法や適用できる範囲、そして購入額をもとに弊社独自のリスク値を算出しています。このリスク値が一定数(弊社独自ロジック)を超えた場合はレコメンドをせず購入もおこないません。

Q:分散購入について

A:用途としてはリスク値と同じ考え方であり、なるべくリスクを低くするように購入をおこないます。適用できるSPを一度に購入するのではなく、安定して稼働している部分に対して確実に購入をおこない、適用状況を鑑みて追加購入をおこないます。これは自動購入によるメリットでもあり、インスタンスの稼働状況に合わせて都度購入をおこないます。

利用について

Q:どうすればFlowを使えますか?

A:WaveのIDとパスワードを利用してFlowにログインすることができます。

ログイン後はこちらのドキュメントに記載のある手順で設定をおこなってください。設定完了後にSPのシュミレーションや購入をおこなうことができるようになります。

Q:料金形態について

A:契約は基本的にAWSのマーケットプレイスを利用いただくようになります。利用料は成果報酬型でFlowを利用して購入したSPによってコストを削減できてはじめて利用料が発生します。料率は削減額や契約によって変動しますが、おおよそ削減額の20%が利用料となります。

Q:Flowを通じたRI/SPの購入に失敗することはありますか?

A:AWSの一時的なAPI制限や設定不備などがある場合、購入処理が失敗する可能性があります。その場合は管理画面上にエラーが表示されるようになりますので、ご安心ください。エラー発生時には再実行や再設定の案内を行います。

利用リスクについて

Q:Flowで購入されたRI/SPが無駄になることはありますか?

A:はい、可能性はあります。Flowでは、過去の利用傾向やリソースの伸び率を分析し、慎重な購入ロジックをもとにRIまたはSPの自動購入を行っています。ただし、以下のようなケースでは、購入済みのRI/SPが十分に活用されず、結果として費用対効果が低下する、いわゆる「無駄になる」可能性があります:

  • 短期間で大量のインスタンスを削除した場合

  • 対象となるサービスのアーキテクチャを大きく変更した場合(例:EC2からFargateへ移行など)

  • リージョンの変更やアカウント統合など構成全体の変更があった場合

  • 一時的なPoC終了などにより、使用量が急減した場合

こうした構成変更の可能性がある場合は、最低でも3ヶ月前までに弊社までご連絡いただく必要があります。事前の通知がないまま大幅な変更が行われた結果としてRI/SPの活用が不十分となった場合、その損失についてアルファスは責任を負いかねますのでご注意ください。


詳細な対応条件や責任範囲については、別途ご提示している利用規約をご確認ください。ご不明な点があればサポート窓口までお問い合わせください。

Q:Flowで購入されたRI/SPが無駄になった場合の保証について

A:万一、Flowで購入されたRI/SPが適用されなかった場合の補償は、直近6ヶ月間にお支払いいただいたご利用料金の総額を上限とさせていただきます。恐れ入りますが、詳細は利用規約をご参照ください。

Q:AWSアカウントのセキュリティは大丈夫ですか?

A:FlowはAWS IAMロールによる読み取り/購入限定の権限のみを使用しており、他のリソースやデータにアクセスすることはありません。詳細はセキュリティポリシー、そして連携時のCloud formationの設定をご参照ください。

Q:Flowの障害によって購入処理が実行されなかった場合は?

A:再実行機能とアラート通知機能により、購入処理が失敗した場合でも再実行されます。

契約について

Q:Flowの契約期間はどのくらいですか?

A:通常は年単位の契約プランをご用意しております。途中解約については契約内容に応じた条件が適用されます。

Q:Flowの利用料金の支払い方法は何がありますか?

A:AWSのマーケットプレイスを利用しておりますので、AWSのマーケットプレイスに準ずる方法で請求がされます。

Q:ユーザー数や対象AWSアカウント数で料金は変動しますか?

A:いいえ。ユーザー数やアカウント数で利用料は変動しません。Flowによって購入したRI/SPによって削減できた利用料に応じて利用料が変動します。

解約関連

Q:解約した場合、自動購入されたRI/SPはどうなりますか?

A:解約後も、すでに購入済みのRI(リザーブドインスタンス)およびSP(セービングスプラン)は、ユーザーのAWSアカウントに残り、契約期間終了まで継続的に請求対象となります。これらはAWSの仕様上キャンセル不可のため、解約後も支払い義務が生じます。詳細は契約や規約を参照ください。

Q:解約後に自動購入ジョブはいつ停止されますか?

A:解約申請が完了すると、当社側で自動購入プロセスを即時停止します。また、Flowの画面からユーザー側で任意の設定を停止いただければ即時停止されます。ただし、停止タイミングとAWS APIの反映タイムラグ等により、解約後に購入処理が実行される可能性があります。確実に購入を停止したい場合は、解約の数日前までにお申し出いただくか、Flowの画面上で操作を実行いただくことを推奨します。

Q:RI/SPの自動購入機能はいつでも停止できますか?

A:はい、Flowの設定画面より「自動購入を停止する」オプションをオンにすることで、即時停止が可能です。停止後は新規購入が実行されなくなりますが、すでに購入済みのRI/SPは有効期間中継続して課金されます。

Q:解約前にRI/SPの活用状況を確認することはできますか?

A:はい、解約前であればダッシュボード上から「RI/SP利用率」や「削減効果」レポートをご確認いただけます。また、ご希望に応じてCSV形式でのダウンロードも可能です。解約後はレポートへのアクセスはできなくなりますので、必要なデータは事前にエクスポートしてください。

Q:Flowで購入したRI/SPの割引率はどれくらいですか?

A:割引率はサービス内容や購入条件により異なりますが、オンデマンドと比較して最大で72%程度の割引が可能です。そこから削減した削減額に応じてFlowの利用料金が算出されます。

Q:解約申請について

A3. 解約申請受領後の翌月末日に解約が可能です。ただし、購入済みのRI/SPに関する費用はお客様の負担となりますので、あらかじめご了承ください。

Q:解約時に追加の手数料はかかりますか?

A:追加費用は発生しません。解約時に違約金等も発生しませんので、ご安心ください。*購入したRI, SPの費用は解約後も継続して発生します。

その他の不明点については以下のメールアドレスからお手数ですが、ご連絡いただけますと幸いです。

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