概要
Azureには複数のコスト管理単位があります。それぞれの関係性とRippleでの登録方法について下記にまとめておりますので、参照ください。
| Azure | Ripple |
パートナー MSP単位 | MPN ID | Rippleアカウント単位 |
顧客単位 | Azure Plan Id、テナントID、Customer ID
複数のAzure Plan IDがCustomer ID/Tenant IDに紐付いている場合もあります。 | 請求グループ |
部署、サービス、環境など | サブスクリプションID。サブスクリプション配下にResource グループを構成してリソースをグルーピングすることができます。 | 複数のサブスクリプションを請求グループに紐づけることが可能。 |
Rippleでは「請求グループ」単位でコストを集計し管理します。Azure請求グループの場合は複数のサブスクリプションを紐付けることができるのですが、グルーピング方法としては「Customer ID」、「Tenant ID」、「Azure Plan ID」単位で請求グループを作成されるのがほとんどのケースです。管理体系に合わせて配下に所属するサブスクリプションを請求グループへ紐付けて請求グループの作成をおこないます。
例)Tenant IDをベースにコスト管理をしている場合
Tenant A
→Azure Plan ID A
→Subscription A
→Subscription B
→Azure Plan ID B
→Subscription D
→Subscription E
上記のように構成がされている場合はSubscription A, B, C, Dを請求グループに紐づけて請求グループを作成することで管理体系に合わせて請求処理、Waveアカウントの作成が可能になります。