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AWS Billing Transfer 対応のリリース(Ripple)

AWS Billing Transfer を利用する Payer を Ripple 上で取り扱えるようにする対応のご案内

対応者:Yo Fukuda

■ 概要

AWS が提供する Billing Transfer 機能(請求の所有権を別 Payer に移管する機能)を利用している Payer を、Ripple 上でも正しく取り扱えるようにする対応をリリースしました。

AWS Partner Program のインセンティブ受領を目的に Billing Transfer への移行を進める MSP の皆さまにも、Ripple を継続してシームレスにご利用いただけます。


■ 機能詳細

▼ 設定箇所

Payer 設定画面に、Billing Transfer 対応のトグルおよび開始月の入力項目を追加しました。

▼ 新規追加項目

  • Billing Transfer:有効/無効のトグル

  • Billing Transfer 移行タイミング(Start Month):移管の開始月を指定

▼ 移行月のCUR 参照について

Billing Transfer の移行月をまたぐ期間においては、Ripple が 旧 Payer と新 Payer の両方の CUR を参照することで、以下を両立します。

  • 前月分の請求書計算 → 旧 Payer の CUR を参照

  • 当月分のグラフ/請求データ → 新 Payer の CUR を参照

これにより、移行直後の請求書の精度を保ちながら、新環境での利用状況も正しく可視化されます。

▼ Billing Transfer の取消

Ripple 上から Billing Transfer の取消も可能です(月次単位)。


■ 想定される利用シーン

  • AWS Partner Program のインセンティブ受領のため、CUR 連携から AWS Billing Transfer へ移行したい場合

  • 複数 Payer/OU を統合管理したい場合(AWS 側の機能を活用)


■ 注意事項

  • AWS 側の Billing Transfer は 月初を起点として有効化されます。前月分の CUR が確定するまで(通常は翌月 5〜10 日頃まで)は、新旧両方の CUR へのアクセスを維持する必要があります。

  • 新 Payer 側に、移管対象アカウント用の 新規 CUR を作成する必要があります。過去データは旧 Payer 側に残ります。新 Payer 側に過去データを反映させたい場合は、AWS Support への Backfill リクエストが必要です。

  • Billing Transfer を有効した場合でも、入力情報がアルファス側から正しくアクセス可能であれば、CUR が通常形式であっても処理上の問題は発生しません。

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