Wave と Wave PRO/Aqua
Rena Mochizuki avatar
対応者:Rena Mochizuki
一週間前以上前にアップデートされました

本ページではWaveとその上位版にあたるWave PRO/Aquaについて説明しています。

Waveとは

Wave はマルチクラウド、複数アカウントの情報をひとつの画面で可視化するクラウド利用者向けのダッシュボードです。

多くの場合はリセラー経由でクラウドを利用している場合の費用確認や、使いやすいUIで必要情報を管理したい場合などに用いられます。

Waveの主要メニューと機能

  • ダッシュボード - 複数アカウントの情報をまとめてグラフとして表示

  • レポート - アカウントやタグのサービス単位での詳細データ

    • 予算設定 - 日次・月次での予算設定と通知機能

  • リザーブドインスタンス - 保有しているReservedInstances の一覧

  • Savings Plans - 保有しているSavingPlans の一覧

  • ご利用明細 - 最終的な請求額の確認ページ

Wave PRO/ Aquaとは

Waveの機能を向上させた上位版にあたるツールです。

Waveにある機能はさらに使いやすく、またWaveにはないコスト予測の機能やコスト削減に特化した機能をご用意しています。

オンプレミスからクラウドに移行し、コストの管理が煩雑になっていると課題感を持っている企業様は多くいらっしゃいます。自社でクラウドのコストをしっかりと管理したい企業様に導入いただいています。

Wave PROの主要メニューと機能

  • ダッシュボード - 複数アカウントの情報をまとめてグラフ・リストとして表示

  • レポート - アカウントやタグのサービス単位での詳細データ

    • 各アカウントのコスト予測と予算設定 / 通知機能

  • ご利用明細 - 最終的な請求額の確認ページ

  • Aqua - コスト最適化ツールAquaへのリンク

Aquaの主要メニューと機能

  • インスタンス使用状況 - 管理しているアカウントのインスタンスがオンデマンド・スポットインスタンス・ReservedInstances・SavingsPlans で稼働している時間やコストの割合を表示します。

  • RI管理 - 所有しているRIの一覧と適用率を表示。

  • SP管理 - 所有しているSPの一覧と適用率を表示。

  • レコメンド

    • RI/SPインスタンス - 条件に合わせたReservedInstances、SavingsPlansの購入推奨

    • サイズ最適化 - インスタンスのダウンサイズの推奨

    • スケジュール - 曜日と時間ごとのインスタンスの稼働状況を表示

WaveとWave PRO/ Aquaの機能比較

機能

WavePRO / Aqua

Wave

マルチクラウド対応

複数アカウント対応

コスト配分タグ *1

コスト推移

・グループ:アカウント

・グループ:サービス

・フィルター:サービス

・フィルター:リソースID

-

グラフ関連

・グラフレンジ(期間指定)

デイリー: 過去30日

マンスリー: 過去1年

・グラフ種類

Bar、Line、Stack

Line

・グラフデータ出力

-

レポート関連

・CSV 月次レポート取得 (各アカウント)

・CSV 月次レポート取得 (全アカウント一括)

予算・通知関連

・予算設定

-

・コスト予測

-

・アラート設定

△ (1 WavePRO アカウントあたり1 設定)

△ (1Wave アカウントあたり1 設定)

SavingsPlans (SP) 関連

・所有しているSP 一覧

・SP期限切れ前の通知

-

・SP 適用率

-

・SP 削減額

-

・SP レコメンド

ReservedInstances(RI)関連

・所有しているRI 一覧

・RI 期限切れ前の通知

-

・RI 適用率

-

・RI 削減額

-

・RI レコメンド

リソース最適化

・インスタンスサイズ最適化レコメンド *2

-

・スケジューリンレコメンド *3

-

請求明細

サブユーザー管理

MFA

SAML

-

請求書PDF メール送信

Wave UIで代用

Wave UIで代用

OPEN API

*1 ... Waveの場合はアカウントとタグで別のWaveアカウントを使用する必要があります。Wave PROの場合は1つのWave PROアカウントでアカウント・タグのデータ確認が可能です。

*2 ... インスタンスのCPUやメモリの使用状況からダウンサイズを推奨します。

*3 ... インスタンスの稼働状況から曜日や時間帯に応じて使用率を表示。使用率の低い曜日や時間帯にはインスタンスを停止するなどしてコスト削減が見込めます。

こちらの回答で解決しましたか?