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Ripple - 為替レートの設定

Ripple version 2.3.0

Yo Fukuda avatar
対応者:Yo Fukuda
8か月以上前に更新

機能概要

Rippleでは以下の単位で為替レートを適用することができます。

為替レートの設定単位

AWS

  • ペイヤーアカウント単位

  • 請求グループ単位

  • 共通為替レート

Azure

  • MPN ID単位

  • 請求グループ単位

  • 共通為替レート

GCP

  • Billing account単位

  • 請求グループ単位

  • 共通為替レート単位

支払いアカウント、MPN ID、Billing account:

Rippleに登録されている各支払いアカウントが一覧で表示されます。

右上に表示される「すべての支払いアカウントに登録」では一括ですべての支払いアカウントに対して同じ為替レートの登録が可能です。

Azureの場合はMPN ID単位で設定が可能です。

毎月集計時に自動的にMSが使用する為替レートが登録されます。変更をする場合はベンダー部分を「Azure」に変更し任意の為替レートを設定してください。

請求グループ:

請求グループ単位での為替レート変更も可能です。

各顧客単位で為替レートを変更している場合は請求グループの為替レートの設定で個別のレートを適応することが可能です。

共通為替レート:

共通為替レートはサポート料金や代行手数料など支払いアカウントとは別で設定したい為替レートがある場合に適応します。

請求書に表示される為替レートは共通為替レートを使用しておりますので、あらかじめご留意ください。
※支払いアカウント毎に計算するもの以外の手数料等に対するレートです。

サポート費用の対して個別で為替レートを適用する場合は請求グループの請求書設定からアカウント単位でサポート費用を計算する「アカウント単位でサポートプランを設定する」有効化しサポート費用をアカウント単位で計算をする必要がありますので、ご注意ください。

設定方法

すべての支払アカウントに対して共通の為替レートを登録する場合:

  1. Ripple左メニューの「為替レート」➡「支払いアカウント為替レート」から「すべての支払アカウントに登録」をクリック

  2. クリックすると為替レートの登録画面が表示されます。

  3. 為替レートを登録し「登録する」をクリック

一部の支払アカウントを選択し為替レートを登録する場合:

  1. Ripple左メニューの「為替レート」➡「支払いアカウント為替レート」

  2. 個別で変更/登録したい支払アカウントを選択

  3. 右上の「為替レート登録」クリックすると為替レートの登録画面が表示されます。

  4. 為替レートを登録し「登録する」をクリック

請求グループ為替レートを登録する場合:

  1. Ripple左メニューの「為替レート」➡「請求グループタイプ」

  2. 右上の「すべての請求グループに登録」をクリック

  3. クリックすると為替レートの登録画面が表示されます。

  4. 為替レートを登録し「登録する」をクリック

*注意点

請求グループ単位での為替レートを使う場合には請求グループ作成時に設定してある必要があります。

共通為替レートを登録する場合:

  1. Ripple左メニューの「為替レート」➡「共通為替レート」

  2. 右上の「共通為替レートの登録」をクリック

  3. クリックすると為替レートの登録画面が表示されます。

  4. 為替レートを登録し「登録する」をクリック

*為替レートを登録するベンダーや月の変更も可能です。

利用シーンと設定例

通常のクラウドサービス利用料はペイヤーアカウントで設定し「再計算請求データ」項目を別は別の為替レートを適用させる場合。

例)通常クラウドサービスは100円で登録し、サポート費用やマーケットプレイスは110円で設定。

  1. Ripple「支払いアカウントタイプ」から該当ペイヤーアカウントの為替レートを100円で登録。

  2. Ripple「請求書の作成」の特定Payer配下の請求グループを選択のうえ、右上「設定の変更」ボタンより「共通為替レートの設定」から為替レートを110円で変更。

  3. 請求書作成

仕様上の注意点

  • すべての支払アカウントの為替レートと共通為替レートを登録しない限り請求書を作成することができないようになっています。(これは為替レート未登録の状態での請求書作成を避けるためです)

  • 元々の「為替レート」の表示を「共通の為替レート」に変更

  • 作成された請求書に表示される為替レートは「共通為替レート」になります。

  • 請求グループ単位の為替レートを使用したい場合には請求グループ作成時にあらかじめ為替レートタイプの設定を「請求グループ」で設定する必要があります。

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