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Ripple - サービス毎の割引・割増の設定方法
Ripple - サービス毎の割引・割増の設定方法

Ripple version 2.2.0

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対応者:Alphaus Support Team
一週間前以上前にアップデートされました

機能概要

アカウント単位での割引設定やEC2、RDSなど、AWSのサービス毎に割引・割増の設定ができます。

  • 全てのアカウントに一括で設定

  • アカウント毎に設定請求グループ単位で設定したい場合、請求グループに含まれるアカウント毎に設定を一つずつ行う必要があります。

全てのアカウントに一括で設定

左メニューの 環境設定 から、 請求書設定 > [サービス毎の設定] で設定を有効にするグループボタンをONにすると、[一括割引率・一括割増率の設定]で設定することができます。

ここで設定した内容は、次回の請求書発行から反映されます。

アカウントごとに設定

  1. 左メニューの 環境設定 から、 請求書設定 > [サービス毎の設定]のトグルボタンをONしてから、アカウント毎の設定のトグルボタンをONにします。

 2.左メニューの アカウントとグループ > アカウント管理 に移動し、設定を付与したいアカウント
 の ••• > サービス毎の設定 をクリックすると、設定画面が表示されます。

アカウントごとに、設定を有効にする/しないの設定を行うことができます(設定を有効にするトグルボタン)。

現在割引/割増が可能な対象サービス:

  • Elastic Compute Cloud

  • RDS Service

  • DynamoDB

  • CloudFront

  • AWS Direct Connect

仕様上の注意点

割引が2重で適応されるのを防ぐためRippleでは割引が適応される優先順位を設けています。

  1. アカウント×サービス単位で設定

  2. アカウント単位での設定

  3. 全体設定

上記のようにアカウントの特定サービスに対して割引が設定されている場合は、それが最優先され適応されます。

例)アカウントに対して一律で5%割引+EC2は10%割引設定をした場合。

EC2以外の全サービスは5%割引が適応され、EC2のみ10%適応されます。

また、請求グループ内にアカウントで割引設定がされているアカウントがあれば全体設定で割引を設定していたとしても該当請求グループに対しては全体設定での割引は無効となります。

また、為替レート適応時に一部計算ロジックに変更があります。

サービス割引設定機能を有効可する場合に下記のように計算が行われます。

アカウント/サービス割引設定適応前の場合:請求グループ設定で値引率を設定

  1. 各サービスの$金額に対して値引率をかけ値引き額を各サービス単位で計算(CUR金額をもとに処理:小数点10桁のデータを保持)

  2. ①で計算した値引き額を合算

  3. 合算した金額に対して設定されている為替レートで円換算

  4. 環境設定で設定されている小数点処理を③で算出した金額に適応

  5. ④を値引き額として計算

アカウント/サービス割引設定適応後の場合:

  1. 各サービスの$金額に対して値引率をかけ、値引き額を計算($)
    (CUR金額をもとに処理:小数点10桁のデータを保持)

  2. ①で計算した値引き額に対して為替レートを適応し円換算をする

  3. ②を合算し値引き合計を算出

  4. 円換算した利用料合計値から③を引き値引き後の金額を算出

  5. ④の値引き後(¥)に対して環境設定の小数点丸め処理を行う。

  6. ⑤で算出した金額と利用料の合計値(¥)の丸め処理を行なった金額を元に値引き額を計算(利用料合計値 - 値引き後の金額)

上記の計算ロジックの違いにより、差分が発生します。

アカウント/サービス割引設定が適応する場合には、ご注意くださいませ。

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